同調

こんにちは、ぞっきーです。

薬局で働いているといろいろな人に出会えます。

おもしろいキャラがたくさんいますし、
ぼくたちスタッフも毎回振り回されている毎日です。

薬剤師として、薬について適切に説明し、
副作用のチェックや、薬をちゃんと飲めているかのチェック、
薬が飲みずらくないか、取り扱いにくくないかなどのチェックなどなど、
いろいろなことを患者さんと話します。

ツイートにあるように、
ちょっとしたことを気にしたり、ケチをつけたりする人も薬局でのアルアルです。

この人が今まで言ってきたことは、ツイートの話以外にも、

・薬のパッケージが今までと違うから、いつもと違う薬だ。
・薬を飲もうと思ったら錠剤の形がいつもと違っていた。
・点鼻薬をいつも通り使っていたのに、いつもより早くなくなった。

などなど、たくさんあります。

もちろん、パッケージや錠剤がいつもと違っていることもなく、
点鼻薬の中身もいつもと変わりありません。

ちょっとしたそのときの気分や、環境、生活でのストレスなどなど、
少しのことがその人の気持ちに影響を及ぼして、
今までと違う状態に見せたんでしょうね。

この患者さんは、今までと違うことを特に嫌うので、
毎回同じ薬剤師が出すようにしています。

担当はもちろんぼくですけどね。

以前、薬のパッケージについても書いたことがありますが、
薬メーカーでは、たびたびデザインが変わったりもします。

そんな変更のときは特に気を使って対応しないといけませんね。

日本人は今までと違うことを気持ち悪く感じる傾向にあります。

今回の患者さんが特別なわけではなく、
薬局にくる患者さんは、かなりの確率で同じ傾向があります。


さらに、周りと同じものを好む傾向についても、薬局ではよくみられます。

他の人がジェネリックを使っているから、私もジェネリックでいい。とか、
このシップは友達が使っていて、調子いいって言ってたから、出してもらったんだ、とか。

周りと同じものを好み、今までとの変化を嫌う。

この率が高いので、それを頭においておくと、
だいたい上手に患者対応ができています。

今の若者が高齢者になるころには、状況は変わると思いますが、
しばらくはこの傾向が続くでしょうね。

ちょっとポイントをつかんでおくと、薬局でのお客さんとのトラブル防止になるので、
みなさんも、日本的な同調の心理、変化を嫌う心理を頭に置いておくといいでしょう。


人付き合い苦手なぼくですが、対人がんばっていきます!